短期的には無さそうだが長期的にみたら高まるかも。

こんばんは。

 

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コロナ禍が明けてもインフレ率は大丈夫か。

 

 

日本は感染が再拡大していますが世界的にもある程度コロナ禍収束が見えてきています。そして経済の回復に伴って、金利の上げ下げで一喜一憂して株価に影響を与えています。とはいえ金利の水準自体は低いものでしょう。


景気が良くなれば通常金利も上がります。そうすると好景気、高金利になりアメリカに世界から資金が向かうのでしょうか?通常は高金利=高インフレだと思います。

本来であれば金利を見て外貨に投資するという行為は意味がないものと考えています。


何故なら先ほどの通り、高金利=高インフレだからですね。


難しい話しは抜きにして高金利で儲かると思うならば、トルコリラやメキシコペソ、ロシアルーブルやブラジルレアルに投資して見ればわかります。せっかく高い金利を貰っても同じくらい通貨が下落して全然儲からないと思いますよ。


ただしみんなが高金利通貨に魅力を感じ、世界から米ドルに向かうならばドル高になり金利+為替で儲かるかもしれません。

 

いま仮想通貨が上がっている原因には、やはりドルにたいしての信任低下が大きいんだと思います。短期的にドルは強くGDP成長率でみてもアメリカは世界の中でも伸び率も高いです。日本やヨーロッパと比べても強い回復になると見込まれています。

それなのにビットコインなどが上がるというのは、もちろん投機的な目的も多いでしょうけどやはりドルの信任が落ちてるからだと思います。


難しいのは他国も通貨を痛め付けているところですね。

例えるならドM合戦でしょうか。どの国も自国通貨にダメージを与えます。国によってはマイナス金利なんてのもあります。それでもなかなかインフレ率が高まらないのでなんとかしてインフレ率が上がるように緩和を続けています。

本来であれば通貨の信任が強いって良いことのはずですが自国通貨が弱ければ弱いほど貿易で有利になるというジレンマがあります。

どこの国も「自国通貨だけ」強くなるのは歓迎できないでしょう。日本がドル円50円とかになったら超円高で海外に物が売れなくなりますよね。

本来物を売りたくても相手にお金が無ければ買ってもらえません。しかし売りたいので相手国が借金まみれになってても買ってもらいます。日本や中国には米国債が積み上がっていきます。

しかしそれを売るとドルが暴落してドル安になると物が売れません。


となるといつまでも相手国に借金をしてあげてものを売り続けるという歪な状態が続きます。変動為替なので仕方ありませんね。


こういうシステムに不安を感じてる人が多いからこそビットコインが流行るのでしょう。しかしどうもこの仮想通貨というシステムは詐欺的に感じてしまい、ましてや当局にいかようにもされてしまう代物に思っています。


まだゴールドやプラチナがお店で安く買える世界です。グラム5000円もしないでプラチナが買える訳ですね。よく金利を生まないのでゴールドはポートフォリオには必要ない、とも言われますが自分はそうは思いません。自分の資産を守る為には必ずポートフォリオの一部にゴールドやプラチナ等のコモディティ保有した方が良いと信じています。

何故なら本物の貴金属は政府が痛め付ける事ができない本物の価値のある物ですからね。


自分で良く考えてドルや各国の通貨の将来に悲観的ならば、他の人々が間違いに気付いて殺到する前に一足先にゴールドやプラチナを保有しておくことをオススメします。私は仮想通貨よりも絶対に現物の貴金属が良いと思います。

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