こんばんは。
今日は予想外に雇用統計が悪く、見事に株価は上がりました!
ん?予想外に雇用統計が悪く、株価が上がりました?
なんか書いていておかしいですね。普通は景気が良いと株価は上がり、景気が悪いと株価は下がるんですよね。
いったい何故こんな変なことが起こるのでしょうか。それは異例の金融緩和で超低金利の環境にしているので、それによって株価が高値圏になっています。
これがもし景気が大きく回復傾向になってしまうと引き締めざるを得なくなり、そうすると株価にマイナスなので景気が悪いという指標が出ると株価が上がるんですね。
でもやっぱりおかしい様な気がします。それにいつまでも超低金利にしておいても、そんなに経済には影響はないんじゃないかなと思いますけどね。これで儲かるのって株式投資家ばかりで、一般の人に影響ありますかね?
ちょうどバイデン大統領もトリクルダウン理論を明確に否定したところです。
株式投資家ばかり儲かったところで、我々もじゃあハーゲンダッツ1つのところ2つ食べようか!とはなりませんよね。
豊かになったとしても買えるものは限られています。急に使うものが倍になったりはしません。
しかし資産価格だけはうなぎ登りで増えていきます。それによって低所得者が貧しくなるわけでは本来ないのですがイメージが悪いですね。
特にポピュリストなんかは「貧富の差が開いてる!」と煽るでしょうね。実際事実ですしね。
しかし金持ちがますます富んでも低所得者は豊かにはならないかもしれませんが、じゃあ金持ちが儲からなかったら低所得者が儲かるかというとまた別の話だと思います。
しかしいつまでもこの金持ち優遇みたいな低金利を続けるのは株式投資家にとっても弊害が多いと感じます。いつまでもゾンビ企業を生き残らせてしまい、民間の活力が失われてしまいます。日本の事例を見ればわかることでしょう。
銀行預金である程度でも利息がつけば、リスクを追わなくても利息がつき、それを使おうかなと思う人も出るでしょう。
そろそろ株価を気にしないで常識的な金利まで戻してもらいたいなと思います。そうして株価が下落するならその下落したとこが「本来の水準」なんじゃないかとも思います。
そうすれば我々株式投資家も安心して正しい価格で買って長期で高いリターンを得られる訳ですしね。