こんばんは。
今日はADP雇用統計発表でした、
ADP雇用者数(5月)
予想は65.0万人、前回は74.2万人(前月比)
結果は97.8万人となりました。
これを受けてドル高、株安、金利高で反応しました。
いつも理屈ではわかってはいても、どうも腑に落ちないんですけども通常景気が良くなれば株安ではなくて株高だろ!って思うんですよね。
もちろんありきたりの解説の、景気が回復すればテーパリングで~みたいなのはわかります。わかりますけどもやっぱり腑に落ちない。
これだと景気がいつになっても回復しない方が良いってことになりやしませんかね。
景気が回復してEPSが伸びていけば株価も上がるはずです。景気が悪化したらEPSも下がり、いくら緩和だといっても景気悪化でPERが上がり続けるのは不健全だし無理があると思います。
それに景気が回復してインフレ率や金利が上がると言うことは、たしかに金利にたいしての株価のリスクプレミアムを考えるとマイナス面もあるかもしれませんが、しかしインフレ率が上がるなら名目上の企業利益も上がります。
差し引きしたらどうなんですかね、極度のインフレとかならわかりませんが、ちょっとくらいのインフレならやはり株式の方が有利なんじゃないでしょうかね。
このまま雇用が回復して企業利益や賃金等も回復してきたら、素直に買い向かった方がいいと思うんですけどね。
ただしS&P500みたいなインデックスに関してはたしかに金利上昇すると債券との相対的な魅力は落ちる部分もあるでしょう。極端な低金利のせいで株式が買い上げられてた部分もあるので、個別株で金利高やインフレに強い割高になってない銘柄を選んでいかないとと思われます。
あとは期待値の高すぎる米国株に無理に投資しなくても、他の国に投資する方が下値も限定的かもしれませんね。