物価はこのまま勢いつくのか、それとも落ち着くのか。

こんばんは。

 

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債券でインフレ率をまかなうのは厳しいかもしれませんね。

 

 

今日は4月の消費者物価指数(季節調整済み)の発表がありました。


結果は、+4.2%。


予想の3.6%を上回り、前月の2.6%からも加速しました。これは12年ぶりの大幅な伸びとなりました。ただしこれは昨年がコロナ真っ直中の数値からの比較というところもありますね。


高いインフレ率になったことで株価が下がりました。市場は引き締めを始めるのが近付くのでは、と心配になったのでしょう。しかし本当にそうだろうか?


たしかに引き締めが始まればにノーリスクでそこそこの金利がつくならば、株式じゃなくて債券に、となる層が増えます。しかし金利が低かろうが安かろうが株式の方が有利な事には何一つ変わらないと思います。

 

そもそもインフレなら株では?現金で持っていたら高いインフレ率の分、毎年価値が落ちてってしまう訳ですね。


インフレというのは本当に恐ろしいものです。気付かないうちにジワジワと自分の財産を蝕んでいきます。一年単位ではそれほどでもなくても、数年間3%程度のインフレ率でも現金で持っていたら大分購買力落ちます。


今の相場の難しいところは、今まで金融緩和のせいで債券高(金利低下)で株高、という相関関係が無くなっていたところですね。株高債券安なら良かったのですが、どちらも上がり続けてきてしまったのですね。


そのせいで今の株高のヘッジで債券投資をしようとしてもヘッジの役割を果たせないですね。


金利が上がって債券が下がってる時に株も下がるのでダブルパンチになってしまいます。こういう時はコモディティでインフレ対策がベターなのかもしれません。ゴールドはもうずっとプラチナよりも高い状態が続いています。


それならば今のうち比較的安く感じられるプラチナにでも変えておくのはインフレ対策としてまずまずなのではないでしょうか。
実際にコモディティ価格は大きく上がっています。銅価格も高値です。プラチナも上がる可能性は充分にあると感じています。

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