インデックスが流行ると運用会社に資金が集まりすぎるのでは。

こんばんは。

 

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インデックスが一般的になるのは良いことだけど。

 


最近はS&P500はもはや預金!とまで言わしめるほどの影響力、誰もが知ってるS&P500。これに投資する有名なインデックスはSPYですね。運用会社はステートストリート。


最近思うことは、これら運用会社は大きくなりすぎるのも問題なんじゃないかなというところ。

 

例えばいま運用会社はSDGsに適さない会社への投資をしないように圧力をかけてます。石油企業等に投資を止めるようなニュースもありますね。そういったところに貸し出ししてる銀行にまで投資除外なんてのも最近見たことあったような。

 

世の中には「三権分立」っていうものがあります。学校で習いましたね。何故そうするかというと権力が集中すると必ず腐敗するので、相互に監視できる体制にしないといけないからですね。


そのように権力がありすぎると必ず良くないことが起こり得ます。


もし自分がステートストリートやブラックロックみたいに数百兆円から数千兆円なんてふざけた金額を動かす「力」を持ったらどうするか。


先回りして自分の会社で別のファンドで化石燃料系をカラ売りし、新エネルギーにガッツリ投資しておいて、そのあとで「我社は地球を守るためにこれから化石燃料には投資しません!」ってやりますね。

 

これで「銭」も「名声」もどちらも手に入れられるんですから最高です。

 

いや~ん、貴方の会社環境の事を考えてて素敵(´・з-)ノ、って褒めてもらいつつ、かたや金が転がり込んでくるんですから。


これで石油企業等が低迷してるときに今度は別でまた仕込んでおいて、「実際EVは自然エネルギーだけではまだまだ賄えない」と発表して逆回転させればまたもウハウハです。


しまいにはでかい銭を持ちすぎるとそれを使ってロビー活動も活発にできます。あまりにも力が集中するのはどうなんでしょうか。


一昔前は、華氏911とかでエクソンモービルハリバートンはそんな風に描かれていました。シティバンクやゴールドマンサックスやHSBCなどの金融機関もそうですね。ロスチャイルドがどうのとかロックフェラーがどうのとか。


それが今では石油企業はヘロヘロ、銀行もかつての輝きはなくなりました。


そんな中で次はいまこういった莫大な資金を集めている運用会社が今度は力を持ちすぎると問題になるんじゃないかなと思ったり思わなかったりらじばんだり。

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