このまま何もなく反発と上手くいくのでしょうか。

こんばんは。

 

f:id:bakademodekiru:20220215235456j:plain

戦場に行かされるのはいつも若者です、権力者のジジイ自分でいけよ。

 

 

 

ウクライナ侵攻の危機が近い、ということで株価は下がり金や原油が上がっていました。ここにきて外交的突破の可能性というニュースもあり、少し落ち着きを取り戻しています。


しかしイギリスからは野戦病院建設の動きもあり、状況はまちまちだとの情報もあります。戦争は悲劇でしかないので絶対に開戦など馬鹿げた事をせず知恵を出しあって解決の方向に向かってほしいところです。


一応リスクが減ったということで株価は反発しています。


しかしここで矛盾点を指摘せねばなりません。


ここ最近の株価の下落は金利上昇局面になる、ということで株価が下落していたはずです。


しかしここのところ、債券と株価は連動することが多いです。実際今も金利が上がり株価も上がっている訳です。


これには疑問符がつきます。金利が上がるのに株価も上がる?というのはこれまでの流れとは合致しません。

 

たしかに危機があれば安全資産の国債に資金が向かうのは正しい事かもしれません。その危機のリスクが減ったならば国債が売られ金利が上がり、株価も上がるというのは短期的には正しい値動きかもしれません。

 

しかしここは冷静になり考えてみるならば、元々の懸念事項は「インフレ高からの金利上昇、株安懸念」であったのです。


これは何も解決はされていませんので、あまり楽観的になるのはよろしくないのかもしれません。もちろんこのままウクライナ問題が消滅し、原油価格も急落してインフレ率も下がり元の状況に戻る可能性も無くはありません。


それならばまた低金利、高バリュエーションの時代が再開されるのかもしれません。


しかしFRBもバランスシートを9兆ドルにまで膨らませしまったのですから、やはりQTでいずれ回収されていくのではないでしょうか。

インフレ率が落ち着いたとしても、少しずつ将来の不景気に備えて金利を引き上げていくはずです。

 

そういった諸々の先行きのリスクを織り込んで今の株価は形成されているのでしょう。なので今買いたいと思ったら買うのもありかもしれません。


私はインフレ率は極端に高い状況は落ち着くとみていますが、それでも一気にコロナ禍以前の様になるとは考えていませんので、いつにもまして用心していくつもりです。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村