投資に絶対は無い。

こんばんは。

 

素晴らしい企業と素晴らしい投資は必ずしも一致しない。

 


今日もまだGW中の土曜日ということもあってどこも大勢の人で賑わってますね。コロナ前のGWってどんな感じだったか忘れちゃいました。ただ間違いなく山下公園やみなとみらいには車が動けなくなるくらいだったのは覚えています。


制限のないGWは久しぶりなので皆さんも旅行に出掛けた人も多いのではないでしょうか。自分は混んでるの分かってて出掛けるのも馬鹿らしいのでGWはほとんど近場にしか行ってません。


ニュースで普段なら3時間なのに渋滞で6時間もかかった~なんてのを見ていると、自動運転でもあったらなぁと思ったりもします。

 

ポチッと目的地を入力して、あとは寝てるだけで着くなんて最高ですよね。

 

近いうちには絶対にそこまでの自動運転はできないと予想しますが、いずれできることだけは間違いないですね。


昔ってスマホどころか携帯もなく、自分が高校生の時はポケベルで連絡取り合ってたものですがよく生活が成り立ってましたよね、今じゃ考えられないですね。

 

そんなこんなでハイテク産業は私たちの生活を豊かに便利にしてくれていることは間違いありません。


それによってそれら企業の規模も大きくなり、今ではなくてはならない存在になりました。

 

Googleで検索し、Google Mapで目的地へ。目的地ではiPhoneで撮影してInstagramにアップ。
みんなこんな生活をしていることでしょう。世界中の人が利用していてこれらの企業は莫大な利益をあげています。

 

もはや「国」と言っても差し支えないレベルの稼ぎっぷりです。


時価総額も中規模の国の株式市場レベルになってますね。GAFAMも東京株式市場の時価総額もたしか同レベルとかでしたよね。


ただし成長できた企業もあれば、散っていった企業も多くあったことでしょう。名前すら知られる事もない企業が大半ではないでしょうか。


ITバブルでは軒並み暴落、アマゾンも倒産するかというレベルまで売り込まれました。

 

今はコロナの金融緩和でパンパンに膨れ上がっている株価。ここ最近の下落で個別銘柄では8~9割も下落した銘柄もけっこうあります。


ちょっと前までは「ハイテクは生活必需品だから株価は永遠と上がって当然」等という声もありました。


しかしハイテク企業全てが生き残る訳でもなく、生き残った企業も製品が使われるのとリターンはまた別の話です。

 

それら企業は相当先の未来まで株価が織り込んでしまっているので、毎回期待を上回り続けなければ高い株価を支える事はできません。

 

おそらく投資家の中には「今後10年、過去の年率30%成長が15%に半減したところで充分」みたいな感じで投資してる人もいるのではないでしょうか。


きっと頭打ちになったりマイナス成長になるなど微塵も考えてないかもしれません。

 

しかしどんな素晴らしい企業にも「規模」には勝てません。


人類は無限にいるわけでもなく、お金も無限にある訳ではありません。


市場の50%を握っていたとして、全て独占したとしても2倍まででおしまいです。


小さいうちは高成長が続く事はあっても、それを永遠と続けることはできないのです。いつかはコカコーラやP&Gの様な成熟企業になるんですね。


投資に夢を見るのは良いことだと思います。高成長企業に投資して大金持ちになる!というのは素晴らしい事です。


ただし余りにも現実離れした夢を追いかけてしまうとリスクを省みず過度なリスクを負って立ち直れない様な事もありえます。

 

「ハイテクなら大丈夫」みたいな「~なら大丈夫」というのは投資に関してはあり得ません。


どんな事が起こるかわからないので、「どんな事が起きても大丈夫」な様にしておくことが大切です。


特に今までは長期で金融緩和が続いてきた期間でした。これからは金利が上がり、インフレ率が高まり、グローバリゼーションが逆回転していく世界になるかもしれません。

くれぐれも用心しながら投資して一緒に成功を目指していきましょう。

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