世界中、どのアセットも高騰。

こんにちは。

 

こういう広い家に住みたいものです。

 


今週の日本市場は反発して始まりました、がなんとなくやれてきていますね。株価に勢いがありませんから当面は反発してもまたすぐに売られるという展開が続きそうです。


中国でもゼロコロナ政策が続いていて、強烈な不況になりそうな予感です。不動産価格も下落し始めていて、売上高で第3位の融創中国が外貨建て債券の利払を期限内に実施できなかったことを明らかにしました。


韓国でもソウルなどはマンション価格が億を超えていて、とてもじゃないですが普通の人が買えるような価格ではありません。


アメリカの住宅も年率が2桁を超える様な状況なので、ローンで購入してもローン金利を上回る上昇率ですから無理をしてでも買う人がいるのもわかります。


しかしたしかに住宅価格が上がってれば自分の資産価格は増えていくかもしれませんが、ローン金利が上がるということは支払いも厳しくなるということですよね。

 

購入した家が5000万円で、来年度に5500万円に値上がりすればたしかに500万円の含み益です。しかし仮にその間にローンが月々15万円だったのが18万円になったとしたら、かなり厳しくなるのではないでしょうかね。


その翌年には6000万円、ローン20万円、再来年には6300万円、ローン23万円みたいになっていくとすると、収入も上がり続けていかないと破綻することになりそうです。


払いきれなくなれば手放せば利益が出てるならまぁ良いでしょう。しかし下落し始めてから売ると手元には何も残らなくなるかもしれません。


アメリカは日本と違って家を手放せばローンも無くなるといったノンリコースローンが主流だったと思います。


なので日本みたいに家の価値が残債より下回って売却してもローンだけが残る、なんていう地獄の様なことにはなりません。


とはいってもやはり収入が増えていかないとローンの支払いが増えるならば不動産市場は冷え込むかもしれません。

 

日本でもマンション価格があり得ないほどの価格になってています。昔は年初1000万といえばお金持ち、というイメージでしたが、今では年初1000万円じゃまともなマンションすら手が届かなくなりました。かといって中古のマンションですらとんでもない値段になっています。

私が義務教育の頃に住んでいた団地ですが、ほんの数年前には500万円くらいだったのですが、いま築52年の50㎡でなんと1500~2000万円で売り出されていました。


バスしかなく、駅まで30分もかかる団地を誰がこの値段で買うのでしょうか。


株価もバブってる雰囲気ありますが、住宅価格もかなり危ないような気がします。


どこもかしこも高いアセットばかりですから油断せずに大チャンスが来たら大きく投資して、それまでは見送りでも充分だと考えます。

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