こんばんは。
一時期落ち着いていた円安ですが、またまた円安が進んできました。何か材料でもあったんでしょうか。日本もインフレ率が2.4%と2%を越えてきています。しかしアメリカははるかに高いインフレ率です。
しかしアメリカの借金はもう返せるような額ではなく(必ずしも返さなければいけない訳でもないが)内心インフレにして借金棒引きさせようとしてるんじゃないかと疑ってしまいます。
仮にですが今年9%で、来年6%、再来年5%みたいになったとしましょう。そうしたらざっとですけど合算で20%以上のインフレになることになります。
ということは借金も20%棒引きされた事と同じ意味になります。米国債持ってる投資家はたまったもんじゃありませんね。もちろん実際には金利がつくので丸々このまま損失とはなりません。
しかしインフレ率よりははるかに低い利息しかもらえません。
イギリスでは二桁のインフレです、さすがに二桁とか暴動起きないのかってレベルですよ。1億持ってたら1000万も税金持ってかれてる様な感覚ですからね。インフレというのは恐ろしいものです。
回避するにはインフレ率分の値上げをしてもお客に買ってもらえる企業に投資するしかありません。
価格決定力がないと買い叩かれてしまいますからね。
アメリカは引き締めを開始していますが、このままインフレ沈静化となるのでしょうか。もし仮に引き締めに堪えられずに途中緩和に転じる事があるのかもしれません。
そうなるとますます通貨の信任にキズがつきます。
やはりこういう先行き不透明な時代にはゴールドを保有して通貨の下落に備えるのが賢い資産防衛手段になるのではないかなと感じます。