こんばんは。
今年も最終の取引日が終わりました。
2023年は過去10年で最大の年間上昇率を記録したそうですね。日経平均株価は+28%、TOPIXは+25%。
しかし実際はかなりの円安になっているので円建てでみた日本株が上がって見えるのは当然かもしれません。
外国人投資家から見れば日本株に投資して株価は上がっても円安のせいで為替で負けてトータルではあまりプラスになっていないかもしれません。
輸出企業は円安のお陰で好業績を残せてるからまだいいかもしれませんが、輸入企業は円安原材料高のダブルパンチでかなり厳しい年になったと思います。
しかし実質はともかくとしても、少なくとも名目上物価も上がりだし賃金もそれにつれて上昇し始めているので長く長く続いたディスインフレの時代が転換し始めているのは良いことなのかもしれません。
やはり株価も少なくとも名目上は上昇してくれないと困りますしね。
来年度はインフレ率も落ち着いてくるでしょうし、そうすれば金利もまた低下傾向に戻り、尚且つ来年度は新NISAも始まります。
かなりの資金が株式市場に流れるので少し期待できるかもしれません。
とはいえ人気はほとんど全世界株式と米国株式なのは残念です。しかも海外株ということはそれも円安の圧力になってしまいます。
もし円安が続くならば投資する人としてない人とでは天と地ほどの差がついてしまいます。
少ない金額でもいいので必ず新NISAで積立は開始しておきたいところですね。