こんばんは。
日銀が23年度は株式の売り手に、ETF購入開始後で初というのを見ました。誰かがツイートしてました。
これをみて新NISAは嵌め込みだとかいう意見もありました。
まずそんな目的で新NISAは作られた訳ではないでしょうが、とりあえずこれについて少し考えてみましょう。
日銀が株式を売ることが株価が下がるからと否定的にみてる意見がありました。
という事は逆にETFを更に買い増しして株価を上げてくれれば肯定的ということでしょう。
しかし投資というのは如何にして安く買うかがとても重要だと思います。日銀が買ってバリュエーションを歪ませるなんてことが果たして嬉しい事なのでしょうか?
たしかに購入した時には仕方ない事情もあったのでしょう。しかしパニック的な状況ではなくなったらすぐにやめるべきだし、できることならば処分していくべきでしょう。
本来ならPER10で投資できたかもしれないところをPER15で買わされて嬉しくもなんともありません。
新NISAならば超長期で投資をしていく予定でしょう。そんなとこに売って安く買うチャンスを作ってくれるならばむしろ良いことではないでしょうか。
割高で買わされれば当然リターンは下がります。今保有していて目先上がったら売り抜けてやろう、なんて思ってる人はETF売るんじゃない!とか思うかもしれませんが、大半のNISA初心者にとっては日銀が株式を売ることは良いことと考えます。
なんでもすぐに批判するのではなく、もっと長期的な目線で見てみればいいのになと思います。