こんばんは。
これを受けて「やった!やっと国がビットコインを承認した!」
みたいな声がかなり聞こえてきます。
あれ?ビットコインって国に支配されたくないからって思想ではなかったでしたっけ?なんでその大嫌いだった国に認められた!なんて喜んでるんだろう。
ドルは減価する!ビットコインは上限の限られた仮想通貨だから減価しない!との事で国の管轄の及ばないのが売りなのに国の管轄になって喜ぶ程に節操ないとは思わなかった。
一体仮想通貨に夢をみていた人達は何を夢見ているのだろう。リバータリアンの様な自由な考え方ではなくて、単純に金さえ儲かればビッカスコインじゃなくて道端のウンコでも構わないのだろうか。
正直自分も政府の発行する通貨に関しては人為的に政府がいじるので必ず価値は下落していくと思っています。なので株式投資でインフレに負けない事が大切だとも思います。
サトシナカモトなる人物の理想も素晴らしいとも思います。
とにかく政府というのは国民の為に存在してるなんてことは1ミリも無く、どう国民から巻き上げて自分の利害関係者に金ばらまいて権力を手に入れるかだけしか考えてませんからね。
通貨発行権を取り上げてしまえば国民の手に大きな力が取り戻せます。そういう意味で考え方自体はとても賛同のできるものです。
しかしあまりにも欠陥が多すぎると感じ、しかもどこの誰が作ったか分からないというのがメリットでもあり大きなデメリットにもなり得ます。
インフレ対策というならば過去からずっと受け継がれてきたゴールドで充分じゃないでしょうか。
次々と自分の買った値段以上で買ってくれるバカを見つける金融ババ抜きになってるようにしか見えません。
バカが現れ続ける限りは終わらないゲームです。一体いつまで「通貨」を使ってこんなこと続けるのでしょうか。
「通貨」というのは価値を保つから「通貨」として使えるのです。激しく値動きしていたらそんなもの使い勝手が悪くて話になりません。
昨日買えたものが今日は急に買えなくなってたり倍買えたりしたらめちゃくちゃです。
今の通貨は問題がありますが、それでもこのクソみたいな仮想通貨というシステムよりはまだマシだと思っています。