こんばんは。
今はインターネット、SNSが当たり前の世の中になっています。ちょっと気になることがあればすぐにネットで検索すれば様々な情報を手に入れる事ができます。
ただこの手に入いる情報、というのがけっこう厄介です。
反対の意見もまんべんなく見るならば問題は少ないのですが、検索する人というのは自分の知りたい事を検索するので
「レバレッジで最短でお金持ち」
「仮想通貨、ボロ儲け」
「便秘、大腸がん」
「日本、破綻」
とかまあなんでもいいのですが、自分がきっとそうだろうという意識で検索すれば当然それにそったものがヒットします。
レバレッジはいかに素晴らしいか、仮想通貨で何百倍になったか、便秘は大腸がんの兆候だから即病院へ、日本は世界一の債務国家で円は破綻確定。
みたいなのがおそらく大量に出てくるでしょう。そうなるとそれを読むことによってますます自分の考えが正しいと強化され、ガチガチの原理主義みたいになっていくのが危険です。
「レバレッジ、危険」
「仮想通貨、大損」
「便秘、理由」
「日本、財政」
みたいに少し変えて検索して、逆側の意見も調べて「自分の頭で」どちらが妥当なのか、客観的に判断できるだけの地頭が大切だと思います。
情報の少ないのも問題ですが、情報過多なのもまた違う問題があります。
投資においては特に間違えた情報で突っ走ってしまうと取り返しがつかなくなる可能性が大です。
是非とも「これが良い」「これが悪い」と聞いたら噛み砕いて「何故なのか?」と理解して自分で判断する様にしましょう。