おはようございます。
株式を買うということ。
これはその企業のオーナーになるということですね。
会社が儲かればすべて自分のもの、損をしてもすべて自分のもの。
最悪倒産したら紙切れになってしまいます。
そう聞くとやっぱり株なんて買うの危ないじゃないか、とお思いですよね?
しかしあなたはどこに勤めているでしょうか?
おそらく大手、中小問わず株式会社に勤めてる方が多いのではないでしょうか。
株式を買うと倒産したら危ない。
間違いではないです。
しかしその危ないと思ってる株式会社にあなたはお勤めではありませんか?
危ないとこに人生任せてるあなたも危ない事になってしまいますね。
派遣村なんて言葉が流行った事がありましたが、景気が悪くなればまずは派遣社員等が雇用の調整弁として真っ先に切られます。
その次はあなたが危ない危ない言ってる株式会社に、会社が潰れる前に切られます。
そうこうしてるうちに景気も反転して上向きになり、また従業員を増やし始めます。
その時に切られたあなたはまた雇ってもらえるとは限りません、株価は景気に乗っかってまた上がっています。
どうでしょうか。
株式会社と株式会社に雇われているあなた。
どちらが危ないでしょうか?
別に私は株式投資にリスクがないと言っている訳ではありません。
ただ従業員と株主では立場が圧倒的に従業員の方が弱いということです。
個別株で投資をすれば倒産リスクもありますが、市場平均に連動するETFに投資をすれば世の中の会社がすべて倒産するなんて、隕石でも降ってくるか核戦争でも起きない限りは考えられません。
ならさぁ株を買おう、と思って自分の勤めてる会社や、同じ業界の株を買ったりするのはリスク分散にはなりませんからね。
自分の会社が潰れたら仕事と株式、全部失ってしまいますよ。
日本で勤めてるなら、やはり円で給料もらってるのでアメリカのVTIに投資をすれば仕事と株式、通貨も分散されるので資産形成に適しています。