ECB利上げ先伸ばし

こんばんは。


ECBが利上げの先伸ばしをするとのニュースがありました。
経済学の基本ですが、景気が悪くなれば金利を下げ、景気が加熱すれば金利を上げます。
しかし景気が悪くなれば金利を下げるとして、もし私なら景気が悪いならば金利を下げてもらってもそもそも借りません。
逆に景気が良くて商売が繁盛していれば金利が高めでも借りて事業を大きくします。


もちろん基本通り、バブルにならないように借り入れしにくくするために金利を上げるのはセオリーなんでしょう。

でも景気が悪いから金利を下げたとしても本来なら退場しなければならないダメな企業を金利負担を軽くして生き長らえさせても、ゾンビ企業ばかりになって逆に経済の活力が失われると思うのですがどうでしょうか。


世界的に金利が低めですが、一体いつまでこの低空飛行の金利が続くのでしょうか、私は10年先でも5%とかの金利になっているところが想像もできません。

 

あまり金利をごちゃごちゃと弄っても意味のないような気がします。
どうしても経済を活性化させたいならば、需要が足りないのですから国が公共事業をバンバンやって、金を使いまくればいつか金利が上がり始めるでしょうけどやり過ぎれば大変な事になりかねないし難しいところです。

ただ現状これだけ金利が低いということは、金が有り余ってるってことですね、投資先が無さすぎて運用者は困りますね。
そうすると金利が低いので無理にリスクを取って株式などに投資しますよね。

 

例えば投資かがリスクプレミアムを3%求めるとして、

金利が5%
株式8%


金利が0ならば

金利0%
株式3%


とPER33倍とかでも投資適格になってしまいます。

ただこれが一度金利が上がり始めたら無理に運用してた場合かなり手痛いダメージを追うことになりますね。


私個人も運用先に悩み、多目のキャッシュを保有していますが低めのリターンでも金利と比べたらと変に納得して無理目に運用しないように心がけるようにしたいものです。

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