自動車業界は大丈夫だろうか

おはようございます。


日本って半導体や電化製品では海外勢に駆逐されてしまいましたが、今でも自動車産業は世界でも一流ですね。
世界一と言ってもいいかと思います。


しかし自動車国内販売数は1990年の780万台をピークに減少の一途をたどっています。
2017年は523万台なので、ピークの67%まで減ってしまっています。
バイク等は当時の10%までになっているそうです。
マイナス10%じゃないですよ?90%マイナスで市場が1/10になってるそうです、ここまでくると壊滅ですね。

車の販売台数が3割も減っているのですから、当然メーカーとしては海外での販売に力が入ります。
よく国内メーカーは外国でばかり力をいれて国内のユーザーは置き去りだと批判がありますが、ある程度仕方のない事ですね、自動車メーカーも商売ですから市場の小さいところばかりかまってはいられません。


スカイラインなんて今ではすっかり大きくなり、エンブレムは海外の高級ディビジョンインフィニティのものになってます。

車はどんどんと大きくなりシビックなんかも、え?シビック?デカっ。って感じです。
国内専用車種だとクラウンが頑張ってるくらいでしょうか。
レクサスなんかも全長5メートル以内に抑えていたセルシオに比べてずいぶんと大きくなって駐車場にも困る時もありますね。


今はまだ国内メーカーに競争優位性がありますが、一気にEVになってしまったらどうなりますでしょうか。
日本国内もピークから減ったとはいえまだそれなりの規模の市場です。
自動車に課す税金があまりにも高く、特に若いユーザーは車を購入・維持するのは厳しいのではないでしょうか。

国内メーカーを応援する為にもガソリンにかかっているとんでもなく高い税金や、13年以降の古い車に課している上乗せの税金などは絶対にやめるべきです。

普段アメリカの会社の方がいいかなと思うのですが、自動車メーカーに限っては現状アメリカのメーカーよりはトヨタなど日本メーカーの方が投資としてはマシな気がします。

ただ長期で見て勢力図が変わる可能性もそれなりにあり、自動車業界自体投資するのは難しいので避けた方がいいかもしれませんね。

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