こんばんは。
ここ日本でもNISAや積立NISA、iDeCo等の制度も始まり株式投資も徐々に身近な存在となってきました。S&P500も最高値、株式投資をしてリスクを取った人はリターンを得られているのではないでしょうか、おめでとうございます。
そうは言ってもまだまだ日本人で株式投資をしている人は少数です。そんな中でも海外の株式に投資している人となるともっと少ないですね。
日本人は何故株式投資をやらない人が多いのでしょうか。
ここ何年も上げ相場とはいえ、1989年のバブル最高値38957円から比べるとまだ15000円以上も低いです。なので長期投資という目線が持ちにくいかもしれませんね。
あと教育の問題も大きいかと思います、私も自分で勉強したり投資してみたりするまでは、株なんて馬鹿のやるもの。100%損するし怪しいものってイメージしかありませんでした。
「株」って聞いただけで絶対やめとけ！って感じでしたね。そういう人ってまわりでも多くありませんか？
友人や職場で株の話ってしにくいですよね。
大体株式投資の話なんてしたら投資する前の私の様におせっかいさんが、「株なんてギャンブルだ、絶対やめとけ！」って言うに決まってます。
しかし日本人とアメリカ人で比べてここ20年で資産の増加率が全然違います。圧倒的に日本人よりもアメリカ人の方が豊かになっています。
やはりこれは株式投資をしているかしていないかが原因だと思います。
日本人はバブル崩壊のせいなのかリスクを極端に恐れている部分があるんですかね。もちろんその人の置かれてる状況によりますが、100%株式で資産を持ちましょう。なんて言うつもりはありません。
ただ勘違いしてほしくないのは、預貯金100%は安心安全、というのは間違いなんです。
インフレって聞いたことはありますか？インフレとは物価の上昇の事です。
例えばインフレ率が2%だとしましょう。
そうするといま100万円の車が来年は102万円になる、というような感じです。
そうするとどうでしょうか。貴方の預けている「安全」な預貯金が100万円のまま来年も減ることはありません。
しかしその100万円を銀行からおろして去年買いたかった100万円の車を買いに行ってみましょう。
そうすると今年は102万円に値上がりしてしまっているので、同じ100万円なのに「お金の価値」が2万円下がってしまっているんですね。
そうすると「安全」だった預貯金なのに何故か2万円「損」してしまっているのです。
ここが日本人には特に弱い部分なんじゃないでしょうかね。名目で損しないと損失とは感じにくいですね。しかし実質では自分の財産は目減りしてしまっているのです。
なのでまったく投資をしない、というのは安心安全のようで実際は貴方の慎重な性格とは裏腹に、意外とリスクを負ってしまっているのです。
別に株式投資はズルして楽して稼ぐものではありません、まあ楽と言えば楽な部分はあります。
株式投資なんて！と言いますが、誰も株式を買うリスクを負ってくれなかったら起業なんてまったくできないことになってしまいます。
開業の為の自己資金を貯めてるうちにすっかりお爺ちゃんになってしまいかねません。
そうです、貴方や私がリスクを負って株式に投資しているからこそ経済はまわってるのです。
なので危ないとか、ズルして、みたいに言われても実際は預金よりも危なくない部分もあったり、社会貢献できているので是非とも自信を持って株式投資を始めてみてくださいね。
