こんばんは。
中国の11月の消費者物価指数が発表されました。まさかのデフレで-0.5%でした。ここまで弱いのはいつぶりでしょうか。
日本はもう長年こんな感じ。ヨーロッパやアメリカもディスインフレ、世界的にインフレ率は低下傾向にありますね。
中央銀行もデフレにならないように色々と策を練ってますがうまくいきません。日本人なら中央銀行がどれだけばらまいても簡単にはインフレにならないのはよく理解していますよね。
教科書的にはお金をばらまいて薄めればインフレになるはずですがそうなっていないのでどうして?と思う人も多いでしょう。
やはり一番の原因はコロナウイルスで一気に需要が減った事ですね。ニュースでもやってますが、外食産業の需要が無くなり野菜も暴落して仕方なく捨てているくらいにまでなっています。
何か保存や輸送のの方法でもあれば、所得が減って困っている人に配ってあげたいと思いますがそれにもお金がかかるので仕方なく廃棄という道になってるのでしょう。
せっかく農家の方が丹精込めて作ってくれた作物を捨てるのは消費者としても可哀想だなぁと思いますが、こればかりはコロナが終わって需要が回復するまで厳しいままでしょう。
あとは生産性が上がって供給不足になったとしても一気に供給を拡大できる技術を人類が持ってきてるからもあると思います。
ただ政府や中央銀行はデフレにしたくないだろうから金融緩和は続けると思います。それでも簡単にはインフレにならないでしょう。しかしコロナが終わっていつかインフレが加速する可能性も捨てきれません。
プラチナは何度も安い安いと言ってましたがプラチナも少しずつ上げ始めてきました。先の見通し安い時期なんてないでしょうが、いまは特にコロナという特殊な状況もあり難しいと感じてます。
やはりそんな時にはいつにも増して分散投資が重要になってくると感じています。