こんばんは。
みなさん資産運用といえばまずしっかりと分散投資しよう、というのを思い付く人も多いのではないでしょうか。色々なセクターに分散投資しよう、というのが投資のセオリーです。
しかし最近の相場ではもう何年も上げ続けているので、ここ10年以内に始めた投資家はみんな楽観的になってるのではないでしょうか。
株式1本で何の問題もない、下がれば買うだけ、買えば上がる。後はガチホ。ノンポジマンはいつも見てるだけ!
なんかいぬまんさんみたいになっちゃいました。しかしこんな感じに思っている人は多いはずです。ただやっぱりいつまでもそれが続くということはありえません。いつかは株式の死みたいな期間があるはずです。
ついこの間の話ですが、原油が文字通り大暴落しめなんとマイナス価格になりましたね。マイナスって何よ?って思いました。いままでの人生でそんなの見たこと無かったですからね。あの時に大量にかいつけておいてもらって、ガソリンリッター50円くらいで販売してくれればいいのに。
自分は原油ETFて買い下がりました。30ドル以下はあり得ない価格だと思ったからです。その後はみなさんのご存じの通りです。なによ、コンタンゴって( ;`Д´)
結局100万ドブに捨ててしまいました。そのお金を下落してた株式の購入に充てていればと考えれば100万どころの損失じゃないですよ、本当に失敗でした。
ただし結果的に損切りする羽目になりましたが、考え方自体は間違えてなかったのですね。いまは30ドルなんて大きく越えているわけですからね。仕組みをよく理解してないのに買ってしまったのが間違いでした。コンタンゴだとかバックワーデーションだとか初めて聞く言葉ばかりでしたね。
直接原油に投資するのではなく、エクソンモービル等の石油企業に投資して待つ方が正解だったですね。
結局のところずっと好調なセクターもないし、ずっと不調なセクターもないということです。
だから株式だけで問題なし。債券は不必要、ゴールドも不必要、と決めつけたりしないで、本当に自分は5年間、60%もの下落にも堪えられて安眠できるのか?よく考えて想像してみることです。
結局のところ株式の高いリターンというのは市場に居続けることができた人だけのご褒美です。途中で退場してしまった人は果実を手にする事ができません。なので絵に描いた餅にならないように、株式だけではなく、自分のリスク許容度にあったポートフォリオを組み、晴れの日も雨の日も暴風雨の日も市場に居続けられるように準備しておかないとですね。