いつまで続く金融緩和。

こんばんは。

 

f:id:bakademodekiru:20210323021530j:plain

一時的な苦痛を伴ってもいち早く正常化すべき。

 

経済政策ではハト派タカ派でよく争いが起きます。基本的にはタカ派というのは不人気な政策ですね。パーティーの盛り上がっている最中に片付けを始めるからですね。対してハト派はどんどんと緩和してくれるので投資家には人気があります。


ここのところずっとハト派優勢で、少しでも金利を上げようとすると市場が金利を上げるなと催促するように株価が下落します。コロナ前にも金利が正常化に向かった場面がありましたが今ではまた0金利政策に戻ってしまいました。

日本もユーロもアメリカもどこもかしこも緩和、緩和、緩和のオンパレードです。


これは本当に弊害が大きいと思います。経済は温かい方が活気が出てくると考えます。きちんとした金利があれば無駄な事業は生まれなかったり淘汰されたりすると思いますが、緩和のせいでゾンビ企業が生き残ります。


すると流れなければいけないところにお金が流れず、不健全な経済になってしまいます。投資家もどこに投資していいのか難しくなってしまいます。馬鹿げた株価だなと思いつつも、市場に置いていかれないように割高でも買うしかなくなってしまいます。


各国が金利を正常化させて、株式ETFの買い取りみたいな馬鹿げた事はできるだけ早く終了させてもらいたいものです。

当然一時的には大きなショックとなるでしょう。しかし大きく下落したとしても「本来の価格はその価格」なんですよね。


政府や中央銀行がフカしてたせいで高く吹き上がっていただけで、投資家としては正常な状態の株価の方が投資しやすい環境だと思います。そして長期的にみたらリターンも高くなるはずです。


人為的に作られた株価でPERが25だ30だなんてのは利益の先食いにしかならず、将来のリターンを下げるだけです。EPSがこの期待値に追い付いてくるまで待たなければいけない訳ですからね。

 

しかし中には探せば比較的割安な銘柄もあると思います。インデックスを買えば安心、とはよく言いますがインデックスを買うということは割高な状態の株価で株式を丸ごと買う事に他なりません。


であるならばそういった高い株価を避けて、自分なりに良い銘柄だなというのを見つけ、それを複数銘柄に分散投資した方が下値は限定的でリターンはインデックスなみ、もしくはインデックス以上なんていう事にもなるかもしれませんね。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村