こんばんは。
GAFAMとか凄く強いですね。S&P500などはまだ半値くらい戻した状態です。
ならハイテク企業買っておけば簡単にインデックスに勝てるじゃん!
って思う人も多そうですね。果たしてそうでしょうか。どんな投資法も過去のリターンを参考にしてあれこれ言ってるならば、ハイテク企業のリターンが高かっただって過去のリターンから証明されてるんじゃないの?って思われるのではないでしょうか。
ただ自分はハイテクさえ買っとけばそれだけであとは楽勝でインデックスに勝てるじゃん、という意見には与しないです。
でもせめていつまで優位かわからないまでも、しばらく強い結果が出てるんだから、勢いがあるうちは乗っかっておけば有利なのでは?と思う人もいるかもしれませんがそれにも私は与しません。
だって明日買ったとして明日がハイテク有利が終わる時かもしれないし、もっとしばらく続くかもしれないしまったく私にはわからないからですね。
それに何故ハイテクの株価が早く戻してるかって「買われてるから」戻してるだけですからね。
利益が急増してる訳ではありません。期待値がまた暴落前に戻ってきてしまってるからです。
アマゾンはまたもPER100倍くらいになってしまいました。
アマゾンはとても良い企業だと思いますし、事業がダメになるところも今のところは想像できません。
が、さすがに期待値が高すぎでしょう。
逆にアマゾンに駆逐されると思われていたせいで比較的安く放置されていたウォルマートや、プライベートブランドに駆逐されると思われていたP&Gなどは元々の期待値が高すぎる事もなく、利益に対してある程度まともな株価で取引されていると考えています。
わたしはこういう堅実な企業が堅実な株価で売買されている方が好みです。
PER50倍だ100倍だっていうあまりにも飛び抜けた株価は基本的には買わない様にしています。
もちろん今回みたいなショックで一時的に高いPERになってしまうようなケースは除きます。
あとはまだ若い企業でこれから伸びる様な企業はある程度高いPERは許容されると思います。
景気が良い時期にEPSが高くなるような企業は景気が悪いときのEPSも考慮して平均くらいの利益から妥当なPERを考えてみるといいかもしれませんね。
そんな風に考えていくと、事業が安定していて人口増加に合わせて少しずつでもEPSが伸びている、P&GやコカコーラやDEOやBTIみたいな企業がやはり自分には安心して投資できる投資先になります。