こんばんは。
原油価格がまた高騰し始めています。一時は少し下落していたのですが、また100ドルを突破しています。
車生活の人はガソリン価格が上がると本当に大変です、生活に直結しますね。アメリカなんか車社会ですからかなりの不満が溜まってるでしょうね。
日本も補助金を出してるみたいですが、それが効いてるのか効いてないのか事業者側にしかわかりません。どうせならトリガー条項を発動してくれた方がスッキリするのに何故か政治家はやりません。
どこの国も政治家というのは国民の味方ではなく敵なんですよね。国民の生活が良くなるように政治をするのではなく「如何に国民から金を巻き上げて利権で私腹を肥やすか」が政治家になる目的ですからね。
これだけガソリン価格が高いとEVが世界的に進むのかな？という風に思うかたもいらっしゃるでしょう。
しかしEVというのはどこかで電気を充電しなければなりません。いま電気代が高くなって困ってるのに、一体どうやってこれから大量のEVを走らせる電力を賄うのでしょうか。
ヨーロッパにしても日本にしても原発再稼働はするのでしょうか？火力発電所にしても高い資源を使って発電していては意味がありません。
そして一体どうやって充電するつもりなのでしょうか？
マンション駐車場、月極め駐車場、一戸建て、全ての駐車場に充電設備を設置できるでしょうか？これをやらないと厳しいと思いますよ。
一体誰が好き好んで電気売るために広い敷地を提供してくれるでしょうか。
ガソリンスタンドをEVステーションに置き換えればいいのでは？とお思いの方なんでいませんよね？
どれほど急速に充電したところで給油と比べたら遥かに時間がかかります。それでいて利幅はほとんど無し。回転率が最悪で利益も取れない商売をやる人は絶対にいませんね。
なのでこの世からガソリンスタンドは完全に消えます。
そうなると自宅や、もしくは通勤先の駐車場とかでいつでもどこでも誰でもすぐに充電できるようにする必要があります。
私は今まで長年車を販売してきてまだ一度もEVを販売した事がありません。
私から勧めないだけでなく、お客様からEVが欲しいと言われた事も一度もありません。仮にEVを考えてると言われたら全力で止めますけどね。
せめてPHVで充分です。
プリウスやAQUAで実燃費でリッター20～25も走るのに、何の意味があってEVにする必要があるのでしょうか。
もしEVが圧倒的なコスパで、車体価格80万円くらいで購入できて、バッテリーが劣化しても10万円くらいで交換できるならばこのインフラ環境でも勝負できるかもしれません。
しかし現状EVなどクソ高いだけで何の利便性もありません。
加速などのフィーリングはたしかに面白いかもしれません。しかし日常的に使うとなると、常に電欠が心配で安心して遠出もできません。
なんかニュース等をみているとあたかも近いうちにEVに置き換わるんじゃないかという感じですが、私はとてもじゃないけどEVに置き換わるのなんて自分が生きてるうちすら怪しいんじゃないかと思います。というかそもそも置き換わらない事になるかもしれません。
それくらい現状で全ての内燃機関がEVに置き換わるのは無理があると考えてます。
私の予想が外れるには「劇的」な変化が起こらないと難しいと思っています。
