こんばんは。
今年も残りは少なくなってきましたがよほど大きな反発をしない限り、米国株式は今年度のリターンはマイナスのまま終わりそうですね。
これだけ金利が上がれば株式に求めるリターンも高くなるのでPERが下がってしまうのは仕方ありませんね。
高成長株銘柄を多く保有してた方にとっては特に今年は厳しいままになりそうですね。元々遠い将来の利益を期待して高い株価がついていたので、これだけ高金利になってしまうと厳しいですね。
相対的に今年はディフェンシブ銘柄は強いですね、やはりインフレになっても不景気になっても生活必需品は買わざるを得ませんし、医薬品も買わざるを得ませんからね。
あとは安定的にきちんと利益を出せているところはしっかりと配当金も出しています。
一時期は配当金など無駄なだけだ、なんて威勢のよい声も多かったですが実際にこういう相場になってみると配当金のありがたみもわかるのではないでしょうか。
PERが下がって株価が下落したとしても、EPSが大きく落ちたりでもしない限りは配当金はキッチリ払われます。そしてそのいただいた配当金でしばらく待つも良し、下落した株を買うも良しと配当というものはとても善きものと思っています。
配当というのはもちろんある意味では利益確定という感じになりますから、配当金をもらう度に税金がかかってその分を損するというのはその通りですね。
ただそのデメリットをふまえてもメリットも大きいのではないでしょうか。
もし貴方が成長株ばかりなのであれば、毛嫌いせずに配当金をしっかりと毎年出している安定企業をポートフォリオに加えてみても良いかもしれませんね。