こんばんは。
みなさんは資産運用をされているなかでインデックスをメインとした投資家でしょうか?それとも個別株で運用をされている投資家でしょうか?
インデックス投資だと安心ですが退屈ですね。個別株はリスクはありますが投資している感は高いですね。
しかし個別株投資というのは難しい。まずは当たり前ですがどこが良い企業なのかということをしっかりと見極めなければなりません。一応区別させてもらうとバリュー投資家は市場より割安な銘柄を、グロース株投資家は市場よりも成長性の高い銘柄を発掘しなければなりません。
割安そうに見える銘柄を見つけても果たして本当に割安なのか?まずは同じ業界で比べてみなければいけません。単純に低PERや低PBRだからといっても業界によっても水準が全然違います。例えばハイテクは高めに、タバコや石油は低めに、みたいな感じです。
なのでエクソンモービルが安いのではないか?と思ったとしたらまずはロイヤルダッヂシェルやBPやコノコフィリップフ等と比べてみなければなりません。
そして過去にも遡りいまの水準が過去と比べても割安な位置にいるのかなどもですね。
そしてここがとても面白くて重要かなと思うのですが利益を実現させるには、
「自分が見つけた銘柄が割安と判断したのが正しくて、そのあとになったら他のみんなも割安だと気付く」
必要があるんですね。自分だけが割安だと思っていても他の投資家はそう思っていなければいつになっても株価は上がりません。逆にみんなが割安な銘柄だと気付いていたならばもうすでに割安ではなくなってしまっています。
なので、「皆が気付く前に自分だけが気付き」尚且つその後に「他の投資家もその銘柄の割安さに気付く」というのが必要なのです。
なかなか難しいですよね。
人が価値に気付いていたら買えない、いつまでも気付いてもらえないならば意味がない。
割安な水準の銘柄を買っても下手したら10年横ばいなんてことも充分ありえます。もちろん内部留保は貯まって時価総額という意味ではないですが、実質的な企業価値は高まっているでしょう。
それでも投資としてみたら買った値段よりも株価が高くなければ利益を出す事ができません。
ただし配当金を出している企業ならば株価が低迷したとしても配当金分はリターンを取ることはできるでしょう。
私は個別株投資家ですが長く続けていてもなかなかインデックスに勝つことはできません。ただし幅広く分散しているので実質的にはインデックスみたいなポートフォリオです。
市場平均に近い成績も出したい、ただ個別株で少しはアレンジして楽しみにもしたい。そういう人には私みたいなスタイルは合うかもしれませんね。