こんばんは。
為替は今は円安だとかそうでもないだとか、円安が得だとかいやいや円高が得だとか色んな意見があります。しかし結局のところ為替は基本的には中立なんじゃないですかね。
円高になれば輸入企業は海外のものを安く仕入れられて儲かるが、輸出企業は売っても売っても円建てでは儲からない。
円安になれば輸入企業は仕入れが高くて儲からないが、輸出企業は円建てでものすごい儲かる。
結局良い業種もあれば悪い業種もある。なのでよほどいきすぎない限りは為替は中立なんじゃないかな。
まずいのは超円高とかで国内の輸出企業が全滅して倒産しまくるみたいなのは、為替が円安に戻っても輸出競争力が回復もくそも無くなってしまいますね。
逆に超円安もエネルギーコストがかなりかかるので内需関連株は厳しいことになるでしょう。
しかし内需は潰れてもまた円高になれば息をふきかえしそうですね。輸出企業は潰れてしまったら再度復活は厳しいかもしれません。過去の半導体や家電みたいになってしまいそうです。
その辺を考えるとどちらかといえば円高の方が不利な気もしますがどうなんでしょうかね。
あも為替は自然に任せるべきではないでしょうか。金利も無理に押さえつけたりすると歪みが生じてしまうのであまりよろしくないかもしれません。
ただ投資家という立場ならばその「歪み」はチャンスにもなりますけどね。
ソロスがイングランド銀行を倒した時じゃないですが、明らかにおかしな為替などになる場合は待てばいつか正しい位置に戻るかもしれませんね。
最近は150円届かないくらいで張り付いてますが、果たしてここが天井なのか。もしくは150円を超えて大きく円安が進むのか、どうなるのか楽しみですね。