こんばんは。
改めて長く投資してる銘柄を振り返ってみると、よくわからないが多分新興国だし、化粧品なんて豊かになればもっと必要とされるだろう、なんていう感じでタイのビューティーコミュニティ買ったり、中国も豊かになって車が増えるんだし高速道路も利用者が増えていくはず、と四川エクスプレス買ったりしました。
結果、
ビューティーコミュニティ
7.18→1.37
四川エクスプレス
2.07→1.78
と散々な結果です。
もちろん含み益の時期もありましたが、今では含み損です。
同じような理屈で買って香港鉄路やBYD、長城汽車などのように大きく当てたのもあることはあります。
しかしどれも完璧に事業内容をわかってるわけでも、ライバルとの力関係もわかっていませんでした。
なんとなく成長ストーリーはあるし、いけるだろうという感じでしたね。
長城汽車がかなりでかかったのでトータルで見たら悪くない戦略ではありましたが、半分くらいの銘柄がパッとしてないのはあまりいただけません。
結局バフェットじゃないけど完璧に理解して投資できる人ってどれだけいるんでしょうか。
私は車関係の仕事をしているので、オークションにもしょっちゅう行き、USSの事はよく理解していました。これはボロい商売だなと。
手数料たけーな!っていつも言ってるので。
出品だけでも取られるし落札されれば取られるし、商談すれば高いし会社から遠隔で落札すれば高いし、なんせ手数料だらけ。
しかし便利すぎてオークション使わないなんてことは不可能です。
ライバルもJAAなどありましたが、USSが圧倒的シェア、しかもJAAも結局飲み込みました。
所詮企業の事なんて自分が働いてる業界くらいしか本当に理解なんてできないんじゃないでしょうか。
ちまたではズームはコロナ時代には必須、Appleは使ったらやめられない、テスラは電気自動車の世の中が来る。
たしかにストーリーはもっともですが、各企業の強み、同業他社と比べた強さ、株価の妥当性。
これらを素人がちゃんと理解する事なんて果たしてできるのか。
よくわかっていないのにも関わらずそういった「みんなが買ってる銘柄」に「真に理解してる投資家」が遥か昔に買ったのを今更買って本当に他人よりも高いリターンが取れるのでしょうか。
私にはそこが疑問です。