こんばんは。
最近TwitterでJRの話題を良く見かけますね。かぶ1000さんの影響が大きいのでしょうね。
JR、東日本旅客鉄道はいま間近の決算発表で2021年度はEPS-1108.05円との予想です。
株価は現在約5500円、コロナ禍になる前はEPSは700円台を5%ずつほど増益でした。しかし日本もコロナ禍のせいでロックダウンや在宅ワーク、旅行やイベント等も減少し大赤字となりました。
1108円となるとコロナ禍以前の1.5年分の稼ぎに相当します。
仮にあと2年、この最悪の状況が継続するとしましょう。スペイン風邪の時も第3波まであったので妥当な予想でしょう。
そうすると今回の赤字額が仮に続くとして3300円分、4.5年分の利益が消し飛ぶ事になりますね。
コロナ禍以前のJRの株価は概ね10000円を越えていました。2019年に株価10000円にEPSが770円でしたのでPER13倍くらいだったのでしょう。
本来なら増益無しとしても3年間で770円×3年で約2400円くらい稼いでいるはずでしょう。
それが3300円の赤字となるので影響は
2400+3300=5700円
コロナ禍以前の株価が10000円ですから5700円を引いて4300円と考えればどうなんでしょう。
まだ割安でないような気もしてきますね。もちろん元々がPBRでみてかなりのバリュー銘柄でもあったので、そういう意味では割安かもしれません。
しかしそういった不動産などの含み益がありながらもPBRは低いままでしたので急に訂正が入るとするのは都合がよすぎでしょうから省いてみましょう。
そう考えるとやはりコロナ禍次第、ということになるでしょう。
先ほどの予想はあくまでも今年の状況があと2年続き、同じレベルの赤字が続いたらというケースで自分が勝手に叩いた数字です。
ワクチンが完成して来年度にもみんなに接種され、克服する未来もあるのかもしれません。しかし投資は慎重に見ておいても損はないでしょう。