こんばんは。
ついにドル円は126円を突破してしまいました。追証の沼からいつになったら這い出す事ができるのでしょうか。良い子のみなさんはFXなんてやっちゃダメですからね。もう過去のも合わせたらトータルで200万くらいやられてる様な気がします。
ドルはあれほどの金融緩和でインフレも酷く、普通に考えたらドル安でしょう!と思い、株安+円高の最悪コンビだけは回避したく保険のつもりで110.257円で建てたポジション。
少しでも株安になったときのクッションになればいいな~なんて思ったらどうしてこうなったのよ。
しかも20年ぶりの126円台らしいです。
これ聞いて理解しないといけないのは、同じ126円でも20年前の126円と今の126円では全然違うということです。
20年前なら126円を1ドルに替えて、ジュース買おうとしたら1ドルで買えたでしょう。しかし今1ドルにしても20年前と同じ物価では買えません。20年もあれば倍にはなってるのではないでしょうか。
そう考えると実質実効為替レートでは相当なレベルの円安になってると考えられます。下手したら私が子供だった頃まで遡るくらいかもしれません。何故こんなにも円の価値が下がってしまうんでしょう。
それだけ国力が落ちてる証拠です。まだ自動車産業は強いですが、ここが崩れたらいよいよもうおしまいじゃないかと危惧しております。
以前はリスク回避の円高、でしたが今の危機では台湾有事も当然に意識され、何かあれば必ず日本も巻き込まれます。リスクにみられて円安要因でしょう。
資源輸入国というのは以前からの事でかわりないです。やはら日本の国力が低下してるのでしょう。
アメリカは金融引き締めしてこれ自体はドルにプラスです。しかし何故引き締めしているかというと、高インフレでドルの価値が低下してるからです。それなのにドル高円安というのはちょっとなんだかなぁという感じです。
だってトルコリラが高金利で10%を15%に更に上げました!って言われてトルコリラ買いたくなるか?と言われたらどうでしょうか。
やはり資産はひとつの通貨ではなく、各国にしっかりと分散し、特にこれからの第二次冷戦という状況では貴金属を保有する意味が以前にも増して強くなると思われます。