こんばんは。
ようやく土日も終わって明日の市場が楽しみ、と普段ならなるところですが残念ながら明日は祝日で三連休です。今週は平日が1日減ってしまうので楽しみが減ります。夜の米国市場だけでも楽しみにしましょう。
先週は株式市場は上昇しました。資産が増えて嬉しいという人もいるでしょう。
しかし投資というのは自分が引退する時やお金が必要な時には高いと嬉しいですが、基本的には株価はあげているときよりも下げているときの方がチャンスです。
世の中には売る人と買う人しかいません。株価が下落するということは単純に買う人よりも売る人の方が多いからですね。
業績は過去最高益更新しているのに何故か株価は過去最高値の半分以下、みたいな企業は意外とあります。普通は過去最高益なら株価も過去最高でもいいだろと思うかもしれません。
しかし株価というのはEPSに期待値を掛けたものですから、投資家の期待が低ければ往々にしてあります。
そうするとダラダラと下がる株価をみて「こんなところ買っても儲からなそうだな」と思うのが普通の感覚かもしれません。
ぐんぐんと上がっていく株価の方が期待できそうで飛び乗りたくなるでしょう。
しかし買われまくった銘柄というのは、たくさんの人がすでに購入済みでこここら更に買いに入ってくれる人が現れなければいけません。時価総額が大きくなるほど上値も重くなってきます。
逆に売られまくった銘柄というのはもう大半の人が諦めて手離して株価は底値に落ちています。
時価総額も減っているのでもしそこに資金が戻ってくれば大きく反発する可能性もあります。
もちろん企業の競争力が落ちて利益も減って株価が下落しているならばそれはチャンスではありません。
しかし一時的な理由であったり、または市場全体の下げにつられて安くなっているケースなどではこれは大きなチャンスになり得ます。
自分の勤め先の業界だったり、なにか1つでも得意な分野を見つけるとよいかもしれません。そうすればその業界だったりライバル企業の状況も誰よりも詳しくなれるかもしれません。
暴落というのは持たざる者が一発逆転できるかもしれない、歓迎する出来事なのです。マイナスをチャンスに変える発想を持ち、あとはいざそのときが来たら勝負できる度胸も必要ですね。
それには普段から勉強して自信を深めておくことが大切かもしれませんね。