いつまでも政府が支えられるとは限らない

こんばんは。

 

限界点を越えたらゲームのルールは変わるかもしれません。

 

 

景気というのは波があります。ずっと好景気もありませんしずっと不況もありません。それに合わせて株価も上昇したり下降したりします。

そして景気や株価が下落すると金融政策で下支えするのが普通です。


金利を下げたり財政出動したりして景気を回復させて株価も再度上昇していきます。


これは当然の事とみんなが思ってるのではないでしょうか。


しかしこのゲームは財政出動や金融政策を行う事が可能である限り、という風に言えるかと思います。


借金を続けられるうちはいつまでも景気が悪くなれば財政出動できますが、借金が膨らみすぎてしまえば前提が変わってしまいます。そうすると今までの当たり前も当たり前ではなくなってしまいます。

 

中国ではどうでしょうか。今までずっと地方政府は土地を売ってそのお金で色々と政策を行っていました。しかし不動産バブルが弾けてしまった中でまた元の成長ストーリーに戻すことができるのでしょうか?


不動産バブルが弾けて誰も土地を買ってくれません。そうなれば地方政府も民間を支えるどころではありません。いままで何十年と成長し続けてきましたが、前提が崩れてしまったのでもう簡単には元の成長率には戻らないかもしれません。

 

なんでもそうですが、いままで上手くいってたからといってそれが未来永劫続くわけではありません。

よく背景を考えておかないと「下落は買い」と思っていたら思わぬ落とし穴にハマってしまうこともあるかもしれませんよ。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ

PVアクセスランキング にほんブログ村