こんばんは。
ここ数年ずっとEVの流れが続いています。もちろん今もその流れは続いたままです。しかしあまりにも無理に進めてきた歪みが出始めていて、ヨーロッパのメーカーも早急なEV規制に待ったをかけています。
今までは莫大な補助金もあったので販売も好調でしたが、補助金抜きで果たして既存のガソリン車やハイブリッド車に勝てるでしょうか。
そんな中でアメリカのインフレ抑制法ですが、アメリカでバッテリーが50%製造・組み立てられた部品を使っていれば3750ドルを支給。
鉱物は米国か米国と自由貿易協定を結んでいる国で採掘・加工したものを40%以上使っていれば3750ドルの補助金を支給。両方の条件なら7500ドルが支給。
となっています。
今回のルールには外国メーカーは当てはまらないのでアメリカのメーカーだけが恩恵を受けます。
アメリカは友好国と経済連携して独裁的な国家と対抗していこうという話でしたが、これでは自国だけを優遇してるととらえられかねませんよね。
もちろんアメリカはアメリカ国民の税金で政策を実行してるのですから仕方ない面もあるかもしれません。しかしこういう事をしてると仲間の国からも「なんだあいつ」みたいに思われてしまうリスクもあります。
そして補助金対象のテスラですが、6回目の値下げの発表がありました。
高級ブランドメーカーなんかは値上げしても客が離れにくいですが、テスラは値下げしないと売れないような状況なのでしょうか。値下げして競争力を更に強化するともとれますが利益率は下がるでしょうしこれが上手くいくのかそうならないのかどちらになるのでしょうね。
一時は相当もてはやされていた同社株ですが、この先もまた伸び続けていくことができるのでしょうかね。