こんばんは。
株価が荒れていますね。これも全て愚かなトランプ大統領のおかげですね。
メキシコ、カナダ、中国に関税が発動されました。すぐさま報復関税をかけるみたいです、当然ですね。
まず事実として関税をかけても全員が不利益を被るだけで誰も得はしません。
20%の関税をお互いかければ両国民は20%高く物を買わされるだけです。相手の国から自国に仕事を奪うという見方をすれば長期的にその仕事は奪えるかもしれませんが、逆もまた然りです。
例えば車を関税かけて割に合わなくされれば、日本としてはGoogleなどのサービスに関税をかけて国内のSNSしか実質使えない様にすればOKです。
過去の大戦から学び、相互依存にすれば戦争は起きないという事でTPPの様な多国間で極力関税は無くしグローバリゼーションを広めてきたわけです。
適材適所で物を作りみんなが安く物を買えたりサービスを利用できたりするようになりました。
たった一つの誤算はこの自由貿易に敵国である「中国」を入れた事です。
中国は為替を固定相場で意図的に安くし、国内で事業をさせるには必ず合弁で中国企業が51%以上の株を保有しないといけないルールにしました。
技術は取られ放題。日鉄のハイテン(これは韓国経由ではあるが)じゃないけど産業スパイは次々と他国から盗み取り安く製造し輸出、元々の企業をなぎ倒していきます。
そしてそのお金を使って軍拡。更に工作を進め世界中に孔子学院等というものを広めたりスパイ活動をますます進める。
これでは他国はたまったもんじゃありません。
中国が豊かになれば西側諸国の仲間になるなんてとんだ勘違いをしたからいけないんですよ。
共産主義じゃ勝てないの分かってるから今は資本主義を取り入れてるだけであって、彼らはファシズム、共産主義です。
米国はメキシコ、カナダに関税かけてる場合じゃないんですよ。
メキシコ、カナダとはもっと親密になりむしろ一つの国家の様にして中国に立ち向かうべきです。仲間割れしてる場合じゃないんですよ。
西側諸国は得意な国に得意な物を作らせて仲間内で貿易すればいいんです。そこから中国を排除すればいいだけじゃないですか。
中国に関税1000%かけて、今まで通り西側諸国の中では関税を極力低くすればいいだけです。
貿易赤字もたしかに問題の様に見えますが全て一つの国と考えたらそこまで気にしなくてもいいのかもしれません。
別に為替がドル安になれば自然と米国に工場が戻って来るし貿易黒字の国は通貨が上がり競争力が落ちます。
トランプはカナダを米国の州にすれば良いみたいなアホな事を言いましたが、あながち間違いではないかもしれません。
米国、カナダ、メキシコがもし一つの国だったならば貿易赤字もくそもないですからね。
あと関税をかけて企業を戻そうとしてももう一つ問題があります。
もし自分が企業のオーナーなら、米国という競争力の無い国に工場戻して万が一次に民主党政権になってまた関税排除されたらバカをみるのではないか?と思います。
これ普通の考えだと思うんですよね。
とにかくトランプは目先の事ばかりで長期的な視点がまるで無い様な気がします。
早く仲間割れはやめて西側諸国はもっと連携して中国共産党に対応していくべきだと思いますね。